ええっとこれは単なる悪ふざけです。出来心です。
受けブルーが攻め子じょみにお風呂でせくはらするっていうしょ〜もない酷いネタです。
なのでそういうのが苦手な方は逃げて!今すぐ逃げて!

元ネタは日記で妄想劇場をやらかしたこちら。
ブルー視点で書き直してみたらどうなるかな、と思ってまたもや一晩で一気に書いてみただけなので
色々とヘンテコなところがあっても笑って許してくださいネ〜(^^;)
設定とかもしっかり考えたりなんかしてないので、年齢もお好きなように脳内補完してくださいませ。

しょ〜もないえろ挿絵を三点も入れてしまいましたので、背後にはご注意ください。

心の広い方だけお読みください。
警告はしましたよ〜☆






妄想劇場・子じょみにお風呂でセクハラ☆ブルー視点 
		

その子を一目見たその瞬間から、僕は恋に落ちていたんだ。


まだ良く覚えている、隣にシン一家が引っ越してきた夜のことを。
一人息子のジョミーは、まだ小さいのにはきはきと自己紹介をして、
小さい手で僕の手をぎゅっと握って握手した。
 
きらきら輝く黄金の髪、何事にも怖気づくことなく好奇心に光る翡翠の様な翠の目。
僕は、もう多分その日から彼に囚われてしまったのだろう。
 
隣同士で毎日顔をあわせるということもあったけれど、僕がジョミーのことを
考えない日は一日とてなかった。
ジョミーの両親は職業柄出張が多く、そんな時僕は快くベビーシッターを引き受けた。
ジョミーは僕にまるで本物の兄弟のようにとてもよく懐いてくれたので、
彼の両親も僕を信用してくれていた。
時には彼の両親が家にいる日でも、お泊まりで遊びに来てくれることもあった。
 
ジョミーが泊まりに来る日を、僕はいつも楽しみにしていた。
僕の後ろをブルーブルーとヒヨコのようについて歩いてくるそのさまは
家族のいない僕には可愛らしくて仕方が無い。
家に遊びに来、たわいのないおしゃべりをしながら一緒に料理をしたり
作ったご飯を食べたり、テレビを見たりする。
年の離れた弟のように、いとしくてたまらなかった。
 
その気持ちが段々と変化していったのは、一体いつからだっただろう。
 
ジョミーはもともとスキンシップの大好きな子供だった。
全く何の屈託もなしに、頬にちゅっとキスをしてきたり
小さな両腕を広げて抱きついてきたりする。
いかに両親から愛されて育ってきたか分かろうというものだ。
家族を知らない僕にとって、そのような暖かい心を向けられたのは初めてで
いつしか、やっと手にした太陽のような存在を自分だけのものにしたいと
そのような我侭な独占欲すら覚えるようになってきた。

そう自覚するようになった時点で、ジョミーから離れるべきだったんだ…。

ジョミーが泊まりに来ると、大抵一緒にお風呂に入る。
ジョミーがまだ小さい頃はまだ良かった。
父親が、もしくは母親がきっとそうするであろうように
僕は洗い場でジョミーを膝の上に乗せてジョミーの体を洗ってあげた。
ジョミーはとてもくすぐったがりやでじっとしていない。
お返しとばかりにくすぐられて、二人で泡だらけになって笑い転げるのも常だった。
ジョミーのお泊まりの日で、二人が一番楽しみにしている時間だった。

しかし、僕は気づかないわけにはいかなかった。
幼いジョミーの体が、少しずつ男性としての兆しを見せ始めていることを。

そして…そのような変化に、興奮を覚える自らの汚れた心を。


僕は自分の親を知らない。
施設を転々とたらいまわしにされ、養子として引き取られたこともある。
しかし、その養父から僕はずっと性的な悪戯を受けていた。
丁度僕とジョミーのように、養父は僕とお風呂に入るのが好きだった。
体を洗われながら、明らかにそれ以上の意図を持って動き回るその手を
子供だった僕は跳ね除ける術を知らず…。
自分がされていることの意味を知ったときにはもう遅かった。

こうして自分が大人になっても、夜になれば養父のあの手を思い出すことがある。
自らの欲を抑えきれず、行きずりの相手と関係を持ったこともある。

そんな僕を救ってくれたのがジョミーの存在だったのだ。

しかし、そんな大事なジョミーに、僕はかつての養父と同じようなどす黒い欲望を
抱くようになってしまった。
ジョミーは勿論僕の意図など知るわけがなく、相変わらず無邪気に抱きついてくる。
僕は、自分の手が余計な場所に滑っていかないように自らを抑えるので精一杯だというのに。

男同士なので、ジョミーが段々大きくなってきても「お風呂タイム」をやめるきっかけがなかなか無い。
もう今日で最後にしよう、次からはやめよう…。
そう思っていても、ジョミーが屈託のない笑顔で「お風呂入ろ?」とせがんでくれば
僕は言われるままにジョミーの手を引いてバスルームに来てしまうのだ。


僕の淫夢の中で僕を弄んでいた養父の姿は、
いつしかジョミーの姿に取って代わられていた。
そして、熱いからだを持て余す僕は、まだ子供のジョミーの裸体を思い浮かべながら
こっそり自らを慰め、邪な熱を鎮めていた。
僕さえ我慢すれば、耐え抜けば…。
ただそれだけを言い訳にして、ずるずると来てしまった。


しかし、その日はついに来てしまった。

いつものようにジョミーの体を洗ってあげていたら、いつの間にか
ジョミーのモノが起ち上がっているのに気づいたのだ。
「…あれっ…」
ジョミーも驚いているようだ。
だが無理もない、石鹸を泡立てた手で体中を撫で回されていれば気持ち良くなっても当然だ。
問題は…それがこのようにあからさまに性的な反応として現れてしまったことだ。
今まで必死で押さえ込んできた欲望が、理性に打ち勝ち、僕の体を支配する。

いけない。

手を伸ばしてはいけない。

そう思うのに、僕はことさらなんでもないような素振りで、ジョミーの勃起したモノに手を触れてみた。
「…あ、」
その感触に驚いたのか、ジョミーが体を竦ませる。

僕は電気に打たれたように手を引いて、それから今度はもっと、そっと羽で触れるように
指で下から上まで、つぅ、と優しく辿ってみた。
「ブルー……」
ビクリと腕の中の体がしなる。
未知の感覚に、意識のほうがついていかないようだ。
ジョミーの濡れたエメラルドのような瞳が、懇願するように僕を見る…。
ジョミーの感じているのは、そうとは自覚していなくとも、明らかに快感だ。
もっと触れられることを望んでいる。

いけない…。

駄目だ…。

ジョミーはまだ子供なのに…。

危険信号が頭の中で鳴り響く。

それなのに、僕の体は言うことを聞かない。

「ちゃんと洗ってあげるから、もっと足を開いて、ジョミー……」
「…うん…」

潤んだ目で、くたりとジョミーは僕に体を預けた。
ジョミーは僕を心から信頼しきっているのだ。
僕が何を言っても、ジョミーはきっと疑問も持たずに言うことを聞くのだろう。
罪悪感にズキリと胸が痛んだが、僕はもう後戻りする気はなかった。

いつもより大胆に、僕の手はジョミーの下肢を石鹸のついた手で撫で回した。
ジョミーもとても気持ちが良さそうだ。
時折ジョミーの手が縋る様にぎゅっと僕の腕を掴む。

ついに僕の手はジョミーの勃起したモノに辿り着いた。
まだ何もしていないのに、それは触られるのを期待してか、ふるん、と時折揺れる。
まるで魔物に魅入られたかのように、僕は禁断の果実に手を伸ばした。

「…あ…」

ジョミーが自然と脚を更に開き、僕の手に押し付けるように腰を振る。
まだ子供とはいえ、やはり雄の本能だろうか。
貪欲に、自らの欲求を満たそうとするジョミー。

「あ、はぁ…ブルー、それ、もっとしてぇ…」

僕の愛撫に、頬を染めてますます息を荒くする。
今まで見たことのない、その雄の表情に、僕はぞくぞくした。






「あ、ブルー…っ、なんか、変…っ」
「大丈夫だよジョミー、大丈夫だから…」

宥めるように囁きながら、僕は更に手の動きを早めた。

「ん…あ、あっ!」

数分も経たないうちに、ジョミーは僕の手におそらく初めての精を吐き出した。
経験したことのない吐精の感覚に、息を切らせて頬を紅潮させるジョミー。

その瞳は、僕の下半身を凝視している。
気がつけば、僕のものも痛いほどに起ちあがっていた。

「ジョミー…」

喉がカラカラに渇いていた。

「僕のも、触ってみたい…?」

ジョミーは素直に頷いた。
単なる好奇心なのか、初めての性的絶頂の余韻の影響なのか、それは分からない。
しかし、なんにせよそんな状態のジョミーに付け入るような真似をして
ジョミーを僕のような道に引き込むべきではない。
それは理性ではよくわかっていることだった。

しかし…膨れ上がってしまった欲望は、もう抑え切れなかった。
ジョミーに触って欲しい。
体中舐めて欲しい。
僕のモノをしごいて欲しい。
ジョミーに…犯されたい。

なんという哀しくも滑稽な人間なのだろう、自分は。
ジョミーは、守られ、庇護されるべき子供なのに。
ジョミーをそのような汚い大人から守ってやるのは大人である自分の役目なのに。
ジョミーの両親は、自分を信用して預けてくれているのに。

その全てを裏切っても地獄に落ちても良いとさえ思えるほど、
ジョミーの存在は魅力的だった。
この身を引き裂く背徳感に更に悦びを感じる自分は、なんと罪深いのだろう。
天使のように光り輝く、僕のジョミー。
僕のものではないけれど…今、この瞬間だけは彼は僕のものだ。

ジョミーの手が伸び、僕のものを握った。
ダメだ、そんなに強く握られたらすぐにイってしまう…。
ビクリと体を震わせた僕を心配そうに見て、ジョミーは痛かったかとおずおずと聞いてくる。

「ううん、痛くは無いよ、でももう少しそっと触ってみて…。」

行為を更に煽るような台詞が自らの口から滑り出してくるのを、
まるで他の誰かの言葉のようにぼんやりと僕の耳は捉えた。

言われる通り、ジョミーは僕のモノをそっと触ったり撫でたりする。
時折ジョミーの指が僕のイイところを擦りあげ、僕は「あ、」と息を漏らす。
勘のいい子だ、ジョミーは。
僕の反応を余さず観察し、僕の気持ちの良さそうなところをことさら丁寧に触れる。

「いい子だね、ジョミー…いい子だ…上手だよ、そう…。」

褒められて嬉しいのか、ジョミーは懸命に僕のモノを弄繰り回す。
子供とはいえ、ずっといけない想いを秘めてきた相手に自らの恥部をさらけ出され、
僕はことさらその甘い毒のような感覚に酔いしれ、熱い息を吐いた。

「ブルー、気持ちいい…?」

無邪気に聞いてくるその顔はとても嬉しそうだ。
僕のような邪な心を持つ大人に弄ばれているのはジョミーの方だというのに…。

ずっと僕の顔を見ていたジョミーがうつむいたかと思うと、ちゅっと柔らかいものが
僕の先端に触れるのが分かった。

「…ジョミー…?」

ふわふわと宙に浮くように優しい快感を振り切り、僕は上半身を起こした。

ジョミーが、指の代わりに唇で僕に触れている。
一瞬思考が停止した。

「ジョミー、ダメだよそんな、口でなんて…あぁっ…っ」

さすがに僕も止めようとしたが、次の瞬間ジョミーの小さな舌で先端を優しくくすぐられ、
僕は甘い悲鳴を上げた。

「ブルー、嫌がってないでしょ…?気持ち、いいんでしょ?」

「じょみ、そんなことをしては…いけないよ、ダメ、だよ…あぁ…」

目の前でジョミーが自らの唇を湿らせるようにぺろりと舐めると、
僕の先端をその小さな口に含んだ。

「あぁ…っ」

僕の腰にうずくまるジョミーの頭をどけようと、金の髪を必死で掴む。
でも、そのたびにお仕置きされるようにちゅうちゅうと吸われ、
僕の全身からあっけなく力が抜けた。
いつしか僕の手は、もっととせがむように、口で僕を愛撫するジョミーの頭を
自らの腰に押し付けていた。

ジョミーの口の動きはたどたどしく、つたないものだった。
でも、好きな子にこんなことをされて我慢できるわけがない。
終わりはあっという間に来た。

「ダメ、あ…っ!!」

ジョミーに警告するヒマもなく、僕はその口の中に吐き出してしまった。


もうそのあとはなし崩しだった。
うっとりとした表情で僕の粘液を味わおうとするかのように
薄く開かれたままのジョミーの唇に吸い付き、舌を絡めた。
ジョミーも、本能のままに、つたないながらも一生懸命僕に応える。
ジョミーが僕のをしてくれたから、僕もお返しにジョミーのモノに吸い付いた。
さっき出したばかりだというのに、ジョミーはもう熱く張り詰めていた。

「あっ、あっ、あっ…」

舌を出し、ジョミーにことさら聞こえるようにぴちゃぴちゃと舐めると、
ジョミーは体を捩って悶えた。

「あっ…あ、あ、あぁーーっ!」

初めての他人の舌のの感触に、ジョミーはあっさり上り詰め、
甘く甲高い悲鳴を上げながら僕の口の中に二度目の精を放った。
この先ジョミーにどんな相手が現れても、ジョミーの初めてを味わったのはこの僕だ。
そんな幼い独占欲が僕を満たす。


「このことは、みんなには内緒だよ。誰にも言ってはいけないよ、いいね?」


すっかり体を洗い流した後、僕はジョミーにそう約束させた。
誰かに言ったら、もう二度と会えなくなるんだよとも。
ジョミーは真剣な面持ちで頷いた。

僕はなんて汚れた大人なんだろう。
養父のことを批判できるわけがない。
でも、もう…後戻りできない。
ジョミーが、好きなんだ…。

言い訳なのは重々承知していた。
相手のことがいくら好きだからといって、まだ性の何たるかも知らない子供に
こんなことを教え込んで許されるわけが無い。
しかし、一度性の味を覚えてしまったジョミーを、僕は拒否する術を持たなかった。

僕がいなくても入れるよう、僕はジョミーに自分の家の合鍵を渡した。

ジョミーは暇さえあれば家に泊まりに来た。
泊まりに来た日は、必ず一緒に風呂に入る。
バスルームの中は、二人だけの秘密の場所だ。
僕達の行為は段々エスカレートし始めた。
もう僕達は何の遠慮も無く抱き合い、どこもかしこも触れ合う。
手ですることもあれば、口ですることもあった。
こんな子供と、という現実が、更に背徳感を伴って、二人だけの秘密の時間を
甘いもののように錯覚を起こさせていた。



ある日、僕は仕事で遅くなり、付き合いで普段飲まない酒を飲む羽目になった。
酔っ払った僕を、家で待っていたジョミーが迎えてくれて
服を脱がせてくれた。

僕は相当酔っていたのだと思う。

何故そんな話題になったのかは思い出せない。
多分、性器を弄る以外にも快感を感じる場所が男の体にはあるのだと
そんな話をしていたのだと思う。
いつものように体を洗ってくれるジョミーの前で僕は自らの脚を大きく開き
酒の勢いに任せてジョミーの指をリードしながら自らの前立腺の場所を教えていた。
何故そんなことに詳しいのだと聞くジョミーに、僕は言葉に詰まってしまった。
まさか自分が子供の頃に散々されたからだとは言えなくて…。
僕のしていることは養父と変わりなかったからだ。

僕は養父が嫌いだった。
泣き叫ぶ僕に、養父は無理を強いた。
ジョミーは僕を慕ってくれている。
僕はジョミーの嫌がることを強制したことはない。
でも、それがどうだっていうんだ。
守られるべき子供を弄んでいるのは変わらないじゃないか。

少し酔いが覚めた気がして黙っていたら、何を思ったのかジョミーが少しだけ哀しそうな顔をした。
それからジョミーは僕にキスをしながら、教わったばかりの前立腺の場所を
そっとなぞり始めた。

「あっ…」

久々の感触に、僕は身を震わせて溺れた。
僕の反応に気を良くしたのか、ジョミーは何度も何度もその場所を押し上げた。
指の動作はそのままに、ジョミーはその身を屈ませると、僕の先端を口に含んだ。

僕は途端に全身を反り返らせて嬌声を上げた。

ジョミーの指に犯されながら、その口でしゃぶられている。
僕のイイところを弄りながら、舐めたり吸われたりされ、僕は歓喜にすすり泣いた。
久々に思い出した養父の面影を、忘れたかった。
ジョミーに、抱かれたかった。

意識のどこか遠くで、理性がではじけ飛ぶ音がした。

僕はゆっくり起き上がった。
急に身を起こした僕を心配したのか、ジョミーが僕を心配そうに見上げる。

「ブルー、どうしたの…」

僕はジョミーをそっとバスルームの床に押し倒した。

何か言いたげなジョミーを無視し、僕はジョミーの腰の上に跨り、
若々しくそそり立ったモノを僕の体内に押し込んだ。

「うあぁぁぁ…っ!!」

初めて他人の体内に入る感触に、ジョミーが僕の体の下で悶えた。
脈打つジョミーを、僕は自らの体内で直に感じ取る。
ジョミーと、繋がっている。
天国にも上るような心地だった。

「あ、あ、じょみ…、じょみ…っ!」

まるで呪文のようにその名を呼びながら、僕はジョミーの上で腰を振った。
ジョミーは獣のような咆哮を揚げると、僕の腰を掴み、自らのモノを引き出し
そして突き入れた。
久々の感覚に、僕は全てを忘れて酔いしれ、ひたすらジョミーの上で
快感を引きずり出すためだけにただ腰を振り続けた。

「ブルー、ブルー…っ!!」

全身を痙攣させながら、僕はジョミーの熱を全身で受け止める。
そのすぐ後に、僕も自らの熱をジョミーの腹の上に吐き出し、崩れ落ちた。

次に気がついたときは、僕とジョミーは裸のままでベッドに重なるように横になっていた。
普段はお互い裸になるのはバスルームの中でのみ、という暗黙の了解がある。
しかし、初めてバスルームの外で昏々と眠る裸体のジョミーを見て、
僕は今更ながらに自分の罪深さに慄いた。

なんということをしてしまったのだろう。
まだ子供のジョミーと、一線を越えてしまったなんて。
僕は…最低な人間だ。
抵抗できずに養父に好き放題され、泣いていた過去の自分が
隣で眠るジョミーの姿と被って見えた。

もう…こんなことをしていてはいけない。
ジョミーには、輝かしい未来がある。
僕のような人間のために、人生を汚させ、曲げさせるわけにはいかない。



その日から、僕はジョミーが泊まりに来るのを断るようになった。
出張がある、体の具合が悪い、明日の朝が早いから…。
もうジョミーの顔すら、まともに見ることはできなくなってしまった。
何度も断られているうちにジョミーも何かを察したのか、ぱたりと訪問が途絶えた。
そのうち、ジョミーは全寮制の学校に入学し、殆ど見かけることもなくなった。
寮に入ることはジョミー自らの希望だったという。
ジョミーの両親は長期出張が多く、海外に行くことなども多かったので
息子の希望に二つ返事で賛成したそうだ。

僕はまた一人ぼっちになってしまった。
でも、前途あるジョミーの人生の邪魔になるようなことだけは
もうしたくなかったのだ。



五年ほど経過したある日、僕は養父の残した不動産の一軒の処理をしに
出向くことになった。

養父は僕を引き取って数年後に、飲酒運転でハンドルを切り間違えて事故死したのだ。
しかし、いくつか不動産を持っており、その殆どは処分したのだが
今住んでいる家と、そのもう一軒の家だけはそのままにしておいた。
もう一軒の家というのは、僕が養父と住んでいた家だった。
良い思い出などひとつもないその家を、僕はなぜか処分できなかった。
結局人に貸すことにしたのだが、その住人達が引っ越すことになったので
久々に様子を見に行ったのだ。
ジョミーを見ることだけを楽しみに未練がましく住んでいた今の家も、
考えてみればもう住み続ける理由がない。
そろそろ引き払っても良い時期かもしれないと考えていた。

久々に訪れた昔の家は、何年も他人が住んでいたので、昔とは違う匂いがした。
いつまでもジョミーの両親の隣にずるずると住み続けるよりは、
いっそ今の家を処分して、この家に戻ってくるのも悪い考えではないような気がした。
嫌な思い出だけが詰まっている家だ。
でも、むしろ自分のような身の上の者には、こんな場所が結局ふさわしいのかもしれない。

そのような自虐的な考えで頭を一杯にして、僕は戻った。

帰宅すると、ドアの前に誰かが立っている。
見かけない男性だった。
黄金色の髪に、翠色の目…。

ジョミー?!

驚いた。
昔とは見違えるように、別人のように彼は成長していた。
昔はいくら背伸びしても僕に届かなかったジョミーが、今では少し見上げなければ
目線が合わない程に背が高い。
肩幅も広くなった、多分胸板も…。
変わらないのは、柔らかい猫っ毛の金髪と、その綺麗な瞳の色だ。

「こんばんはジョミー、久しぶりだね。元気にしていたかい?」

僕は平静を装って挨拶した。

「貴方は…変わりませんね。」

敬語だった。
声も、昔とは違って低い。
ますます大人びて見える。

「久々に君の顔を見られて嬉しいけれど、僕は今日はとても疲れていて早く休みたいんだ。
 また今度にしてくれないか。」
「母さんが、貴方が引っ越すかもしれないと言っていました。本当なんですか。」

僕の言葉など聞いていないような感じで、単刀直入に切り込まれた。
ひょっとして、それを知りたくてこんな時間にわざわざやってきたのだろうか??
長いこと顔も合わせていなかったのに、何故そんなことを気にするのだろう。

「さあ…まだ何も決めていないから、なんともいえないな。
 じゃあ、おやすみ」

通り過ぎざまに、手首を掴まれた。

「もっと他に何か言うことがあるんじゃないですか。」
「君の言っている意味が分からないな、ジョミー」
「僕を、愛しているとか」

唐突なジョミーの言葉はあまりにも非現実的すぎたけれど、それはズクリと
僕の心の柔らかいところを突き刺した。

「大人をからかうものじゃないよ。」
「からかってなんかいません。
 貴方は大人というけれど、僕も、もう子供じゃないんですよ。」

ジョミーの崩さない丁寧語に、昔とは違う今をズキリと感じさせられた。
そうだ、もうジョミーは卑怯な大人に弄ばれていた非力な子供ではないんだ。

「悪いが、明日も仕事で早いんだ。帰ってもらえるかな。」
「逃げるんですか、ブルー。」

更に何か言いたげなジョミーの鼻先で、僕は構わずバタンと扉を閉め、すかさず鍵をかけた。

扉に額をくっつけて僕はそれまで詰めていた息を大きく吐いた。

逃げる…。

そうだ、逃げて何がいけないんだ。
過去から、養父から、ジョミーから、そして自分自身から。
逃げても逃げても僕の罪はどうせ追いかけてくる。

それなら、せめて僕一人で背負わせてくれ…。


ジョミーと一線を超えてしまったあの日から、酒は一滴も飲まないようにしていた。
が、その夜僕は飲めない酒を浴びるように飲んだ。

完全に押さえ込み、いつしか風化してしまったと思っていた過去の傷が、
新たに切り裂かれ、鮮血を流しだす。

僕を責める様なジョミーの目…。
責められて当然のことをした自覚はある。
僕の行為は、犯罪だと糾弾されても仕方ない。
通報でもなんでも、するがいい。
監獄にぶち込まれて、それでジョミーの気が済むのなら、
それはそれで自分にふさわしい人生にも思えた。

ただ…。

僕は。

ジョミーのことが好きで。
ただ、好きで、それだけで。
それだけで…僕のことを無心に慕ってくれたあの子にあんなことを…。

無理をしてあおった酒のせいか、後から後から涙が零れ落ちた。
まっすぐに僕を見てきたジョミーの目を見返すことすらできなかった自分。
自ら犯した罪に、向き合うことすらできない…。
ジョミーは被害者なのに。
この家に住み始めたのは、やっぱり間違いだったんだ。
僕は明日にでも荷物をまとめる決意を固めた。

飲みすぎて頭が痛い。
乾いてこびりついた涙の痕で、頬がひりつくような気がする。
きっと今の自分は酷い顔をしている。
が、自ら鏡を覗き込む勇気はなかった。

僕はグラス一杯の水を飲み干すと、寝る前に一風呂浴びてさっぱりすることにした。
ひょっとしたら、この家も今夜で最後かもしれないと思うと、
最後くらいはジョミーとの思い出に浸っても、許されそうな錯覚すらしそうだった。

ひとしきり湯に浸かって人心地がつくと、僕は洗い場で体を洗い始めた。
昔から愛用しているブランドの同じ石鹸の匂い。
体中を泡だらけにして、笑いながら無邪気に転げまわる少年。
ジョミー……。
もう涙は枯れ果てたと思ったのに、またじんわりと瞼に熱いものが滲んだ。


と、いきなりバスルームの扉が開き、誰かが入ってきた。
いくら酒浸りの頭でも、非常事態であることは理解できる。
鍵はかけたはずなのに?!

入ってきた人物が、ジョミーであることを認識するのに、しばらくかかった。
僕の覚えているジョミーはまだ少年で…。
目の前に僕の逃げ場をふさぐように立ちはだかる男じゃない。
これは…誰だろう…??
僕は喘ぐように疑問を紡いだ。

「…鍵…が…。」
「ああ、鍵ね。
 貴方が合鍵をくれたんじゃないですか。」
「まだ…持っていたのか?!」

驚いた。
とっくの昔にどこかに投げ捨てられているだろうと思ったから。
何故ずっと持っていたんだろう。
何故…。
考える暇もなく、目の前の男の裸体に僕の目は釘付けになった。

ジョミーの体は、この五年間で見違えるように成長していた。
もともと外で体を動かす遊びが好きな子だったが、何かスポーツでもしているのかもしれない。
全身に満遍なくしなやかで綺麗な筋肉がついている。
僕のようにひ弱な体ではない、一人前の男の体だ。
そして…ジョミーの雄は、はっきりと形を変え、雄々しく反り返って天を向いている。
知らず知らずのうちに、僕の喉がゴクリと鳴った。
 
ふっと男の体臭がした。ジョミーの臭いだ。
ジョミーの目が、僕の全身を舐めるように見る。
まるで獲物の値踏みをし、舌なめずりする獣のような目で。
それだけで、僕の体に火がついたようにカっと熱くなった。
 
ジョミーに、喰われる。
アルコールで霞のかかったような頭のどこかで、何故か僕はそう思った。
 
「何をそんなに驚いているんですか。昔はこうしてよく一緒にお風呂に入ったでしょう?」
 
ジョミーの声が、凍りついたままの僕の耳にぼんやりと届く。
顔は笑っているけれど、ジョミーの目は笑っていない。
 
そうだ。
僕は、まだ小さかったジョミーに沢山の酷いことを…。
 
僕の非道な所業は、幼いジョミーの心にどれだけの傷を残したか知れない。
では、ジョミーは僕にこれからその罰を与えようというのだろうか。
そんなことばかり考えて、僕の思考回路は完全に麻痺していた。
 
「心配しなくても大丈夫ですよ。僕はもう子供じゃない。
 もう僕達が何をしても、咎める人はいませんよ。
 貴方はもう、僕から逃げる必要がなくなったんだ。」
 
え…。

ジョミーは、何を言っているんだ。
あんなことをした僕を、憎んでいるんじゃないのか。
ジョミーの体が、動けないままの僕を後ろから抱きこんだ。
信じられない、ジョミーの腕の中に僕の体がすっぽりと入り込んでしまう。
今更ながらに、五年という年月とジョミーの成長を僕は実感した。
 
「今度は僕が貴方を洗ってあげます。」
 
後ろから僕の体を抱え込まれ、両脚を大きく開かされた。
そう、僕が昔幼いジョミーにしたように。
背中に、ジョミーの勃起した雄が密着する。
押し付けられたその熱に、ひっと息を呑んだ。
「…許して、ジョミー、許して…」
蚊の鳴く様な声が僕の喉から滑り出す。
 
「まだ小さかった頃は何をされていたのか良く分からなかったけれど、今は違います。
 貴方はずっと昔から、子供だった僕に欲情していたんだ…そうでしょう?
 悪い大人だね、僕のことをずっといやらしい目で見ていたんでしょう」
 
僕の耳朶をじんわりと舐めながらジョミーが僕を断罪する。
昔とは全く違う、声変わりした男の声だ。
昔の僕の所業を思い出させるかのように、ジョミーの手が僕の体を這い回る。
 
「あ…許して…」
 
「幼い僕にこんなに卑猥なことを教え込んで…そんなに飢えてたの?
 そこまでして、男が欲しかった?
 僕のことを考えながら、何回自分で慰めたの?」
 
「…あっ、ジョミー…」
 
もう駄目だ。
ジョミーの言葉は、ひとつひとつ僕を支配していく。
ジョミーの手は、僕の体のどこをどうすれば良いか、知り尽くした動きで這い回る。
わき腹を撫で上げ、時折乳首をきゅっと抓る。
まだ、覚えていたんだ…。
 
既に熱くなって震えている僕のモノを、石鹸でぬるぬると滑りながら
ジョミーの手がいつくしむように包み込んで上下させた。
小さくて柔らかかった子供の手ではない、節くれだった大きな男の指が、余すところなく僕のモノを擦りあげる。
逃げ場のない愛撫に、僕の背が反り返ったが、ジョミーの胸板に受け止められるだけだった。



 

「…あ、」
 
「いつもこうして、まだ小さかった僕のここに触ってたよね、ブルー…本当にいやらしい人だ…」
 
羞恥にカッと頬が熱くなった。
たどたどしく口付けてきた小さな唇の代わりに、熱い舌が僕の耳朶からうなじへと
吸い上げながら移動していく。
僕を包み込む腕の逞しさに、頭がくらりとした。

「ねえ、そんなに僕が欲しかったの…?」

散々嬲られ、しまいには僕は、小さな子供が用を足すような恥ずかしい格好のまま
ジョミーの手の中で絶頂を迎えた。
僕の嬌声は、塞がれたジョミーの口の中に消えていった。
 
「貴方いつも凄く嬉しそうな顔をして舐めてくれたよね。
 ねえ、昔みたいに、しゃぶってよ。前みたいにしてよ。」

もう僕はジョミーの言葉に逆らえなかった。
そうして差し出された、目の前に聳え立つジョミーの雄を、僕は躊躇もせずに咥え込んだ。
五年前の年月は確かにジョミーの体を変化させていた。
大人になったジョミーの雄は大きくて、昔のようにすっぽりと口に入りきらない。
角度を変え、舌を出し、僕は夢中でジョミーを舐め回し、しゃぶり続けた。
 
「ブルー…、出すよ、いいね?」
 
腰を震わせ、ジョミーが僕の口の中に吐き出した。
子供の頃とは量が違うそれを、僕はうっとりと飲み干した。
 
もうその後のことは良く覚えていない。
何度も何度も、恥ずかしい格好で僕はジョミーに犯された。
まるで昔とは違う力の差を僕に見せ付けるかのように。
ジョミーの力強い腕は僕をしっかりと押さえつけ、逃げ出すことは許されなかった。
大人の男の雄を突き入れられ、僕は罪悪感とそれを上回る快感に
ただジョミーの逞しい体の下ですすり泣くことしかできなかった。



 


「僕から逃げることは許さないよ…貴方は僕のものだ、昔も、今も…」
 


耳朶を吸われながらそう熱っぽい言葉を囁かれるのと同時に
体内に何度目かも分からないジョミーの熱い精が注ぎ込まれ、僕はついに意識を手放した。